梅雨ジメジメ対策の除湿。あれ?エアコンの冷房と除湿、どちらが電気代安い!?

一般的なイメージとして、冷房よりも除湿の方が電気代や安くて、
体にも環境にも優しいイメージがあるかもしれませんが、
某テレビ番組(全国放送)で「検証結果で除湿の方が2倍の電気量だった」と放送するなど、
真偽がよくわからなくなっている方もいらっしゃいます。
そこで今回、整理と比較をしてみました。



{ 前提:冷房と除湿の違い }

 冷房は部屋の“温度を下げる”のに対して、除湿は(できるだけ)温度を下げずに“湿度を下げる”ことを目的とした機能。



{ 除湿には2タイプ存在する? }

除湿機能タイプ

 実はエアコンには、2つの除湿機能タイプがあります。
 (ダイキン社のHPより引用。以下イラストも同様)

 1.弱冷房除湿…湿度&温度の両方下げる。電気代も安い。

 2.再熱除湿…湿度のみ下げる。電気代は高い。

除湿といっても、2タイプあったなんて…。通りで一見矛盾する話しが出てくるわけです。

エアコンの除湿・冷房・電気代関係図

 ↑①除湿機能と②冷房機能と③電気代の関係図はこちら

 電気料金=「(安い) 弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿 (高い)」

エアコンが持つ除湿機能のタイプによって、電気代は異なってくるのです。
エアコンによっては「除湿」より「冷房」の方が省エネになる場合もあるということですね。

※先日のテレビ番組が報じたのは、きっと「再熱除湿」のエアコンを使って実験したのだと思われます。



{ 自宅のエアコンはどちらのタイプ? }

まずは、使用中のエアコンがどちらのタイプなのかを把握しないと始まりません。
エアコン外観には記載していないことが多いようなので、パンフレットか、型番からインターネット調べるか、またはメーカーに問い合わせるしかないようです。
次回の購入時は事前チェックしておきたいですね。



{ 結論 }

1.まず自宅のエアコンはどちらなのかを把握する。

2.状況によって使い分ける。
  この時期は日や時間帯によって、寒暖差が大きいため、
  ◆寒い時は除湿。
   「弱冷房除湿」は最も電気代が安くてエコロジー。
   「再熱除湿」は電気代は高いが、温度を下げないため体に優しい。

  ◆暑い時は冷房で温度と湿度をバランスよく下げる。
  (湿度が15%減少すると体感温度は1度も下がります!)



{ 薬局内での活用について }

こちらは、お客様・患者様にお役立て頂いたり、喜んで頂くためのコラムです。
ぜひ接客やカウンセリング時の小ネタとしてご活用ください。
また、薬局内のツールやポップで転用頂いてもOKです。
※イラストや写真は著作権がありますので、それぞれ状況に応じて引用元を記載するなどご注意ください。
(今回のイラストは全てダイキン社です)

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