作り置き食材に注意!これから多くなる“食中毒”の対処法

食中毒03
夏休みに入って、子どもたちの元気な声が響く時節となりました。
しかし、気温や湿度が高いこの時期は、食中毒の原因となる細菌も活発になってしまう季節でもあります。
特に、時短や節約で忙しいママの味方となる「作り置き」が、細菌の繁殖を促してしまう可能性もあります。
夏に食品を扱う時の注意点をおさえておきましょう。



【なぜ食中毒は発生するの?】
食中毒01
食中毒の原因はさまざまですが、大きく分けて「細菌」「ウイルス」「自然毒」などがあります。
高温多湿のこの時期に多いのは細菌性食中毒です。年間を通じても最も多いのがこのケースです。
細菌性が原因の場合は、増殖しても食品のにおいや見た目が変わらないので、
気づかずに食べてしまい、しばらくしてから症状が出ます。
このためキケン度が高く、特に注意が必要です。
このほか「ウイルス」は冬に活発になるノロウイルスなどが代表的です。
「自然毒」はフグやキノコなどによるもので、発生件数は多くありません。



【食中毒になってしまったら】

焼肉屋さんなどでユッケや生レバーが規制されたのは、記憶に新しいところですよね。
これは鶏や牛などの腸にいる細菌、カンピロバクターへの対策によるものです。
カンピロバクターは少量でも感染し、体内に入ると2日から7日くらいで、
発熱や腹痛、下痢、吐き気などの症状が現れます。
また、O157も少量で感染し、同じく2日から7日くらいで同じような症状が現れます。
特に子どもや妊婦、高齢者に重い症状になりやすく、注意が必要です。
万一、下痢や嘔吐をしたら、水分をしっかりとって早めに受診しましょう。
食べたものや食品の包装、レシートなどを残しておくと、原因究明の手がかりになります。



【気をつけたい「作り置き」】

高温多湿のこの時期、細菌を繁殖させない工夫が必要です。
原則は、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べること。
しかし、多めに作ってしまった場合や時間の都合で「作り置き」することもありますよね。
そんな作り置きをする時のポイントは
①清潔な容器に保存
②時間が経ち過ぎたものは食べない
③温めなおす時は十分加熱
です。



【これで食中毒は防げる!】
食中毒02
食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」といわれます。
特に作り置きでのポイントは「増やさない」こと。
細菌は20度から50度で活発になりますから、保存するときはすぐ、よく冷やすこと。
食べる時は十分に温めることが大事になってきます。



【まとめ】

①夏は細菌性食中毒に要注意!高温多湿が好条件に
②作り置きするときには特に注意を
③食中毒予防の3原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」

衛生的においしい食材をしっかり食べて夏を乗り切りましょう!

梅雨のジメジメ対策。洗濯物のいや~な生乾きの臭いはコレで退治!

梅雨 洗濯
空にはどんよりした雲。そしてジメジメと続く雨。梅雨シーズン真っ盛りですね。
この季節、気分もどんよりさせてしまう悩みの種の1つが「洗濯物が乾かない!」ということです。
そこで、少しでも快適に部屋干しをする方法をチェックしましょう。



 
【なぜ部屋干しは臭うの?】
 臭いの原因は、ずばり雑菌。
どんなに丁寧に洗っても、繊維の中に残った雑菌が、梅雨で高温多湿になった部屋の中で繁殖してしまうのです。
反対に、お日さまの下で干すと臭わないのは、雑菌が少ないから。
青空の下は湿気が少ないことと、日光の60度以上の温度で雑菌が死滅するんです。だから気持ちがいいんですね。



【これで解決!洗濯のコツ】
つまり、臭いの原因となる雑菌を洗濯物から少しでも減らせば、洗濯物は臭わないということなんです。
そのために大切なのはこの3ステップです。さっそくきょうから実践しちゃいましょう。

その①こまめに洗濯すること。汚れが落ちやすいうちに!
その②洗濯槽に入れる前に、汚れをよく落とすこと。ひと手間が大事!
その③早く乾かすこと。脱水時間をいつもより30秒~1分程度長めにセット!



【お部屋ですぐできるひと工夫】
洗濯物が臭わない方法
(日本経済新聞より引用)

さらにお部屋の環境を工夫して少しでも気持ちよく乾かしましょう。
少しでも早く乾かす場合は、エアコンの除湿+扇風機という合わせ技が有効です。
また、部屋に丸めた新聞紙を置くのも湿気を吸うので効果があるといわれています。これだと、電気代もかかりませんよね。



【梅雨時は特にご注意!】
注意①一度に洗濯物を入れ過ぎない→せっかく洗っても汚れが残りがちです
注意②風呂の残り湯は使わない→節水には効果的ですが、雑菌が移りやすくなってしまいます
注意③洗濯層の汚れも取りましょう→なかなか掃除する機会がありませんよね…こんな季節だからこそ、ピカピカ・清潔に!
  



【まとめ】
①洗濯物のいや~な臭いの原因は雑菌。生乾き=高温多湿による雑菌の繁殖だったんです。
②洗濯物の汚れをよく落とし、すぐに乾かすことで雑菌を増やさない。

袖を通した時に気持ちが晴れるような、さわやかな衣類で元気に梅雨を乗り越えたいですね。

部屋干しには欠かせない、除湿対策はこちら!↓
梅雨ジメジメ対策の除湿。あれ?エアコンの冷房と除湿、どちらが電気代安い!?

梅雨ジメジメ対策の除湿。あれ?エアコンの冷房と除湿、どちらが電気代安い!?

一般的なイメージとして、冷房よりも除湿の方が電気代や安くて、
体にも環境にも優しいイメージがあるかもしれませんが、
某テレビ番組(全国放送)で「検証結果で除湿の方が2倍の電気量だった」と放送するなど、
真偽がよくわからなくなっている方もいらっしゃいます。
そこで今回、整理と比較をしてみました。



{ 前提:冷房と除湿の違い }

 冷房は部屋の“温度を下げる”のに対して、除湿は(できるだけ)温度を下げずに“湿度を下げる”ことを目的とした機能。



{ 除湿には2タイプ存在する? }

除湿機能タイプ

 実はエアコンには、2つの除湿機能タイプがあります。
 (ダイキン社のHPより引用。以下イラストも同様)

 1.弱冷房除湿…湿度&温度の両方下げる。電気代も安い。

 2.再熱除湿…湿度のみ下げる。電気代は高い。

除湿といっても、2タイプあったなんて…。通りで一見矛盾する話しが出てくるわけです。

エアコンの除湿・冷房・電気代関係図

 ↑①除湿機能と②冷房機能と③電気代の関係図はこちら

 電気料金=「(安い) 弱冷房除湿 < 冷房 < 再熱除湿 (高い)」

エアコンが持つ除湿機能のタイプによって、電気代は異なってくるのです。
エアコンによっては「除湿」より「冷房」の方が省エネになる場合もあるということですね。

※先日のテレビ番組が報じたのは、きっと「再熱除湿」のエアコンを使って実験したのだと思われます。



{ 自宅のエアコンはどちらのタイプ? }

まずは、使用中のエアコンがどちらのタイプなのかを把握しないと始まりません。
エアコン外観には記載していないことが多いようなので、パンフレットか、型番からインターネット調べるか、またはメーカーに問い合わせるしかないようです。
次回の購入時は事前チェックしておきたいですね。



{ 結論 }

1.まず自宅のエアコンはどちらなのかを把握する。

2.状況によって使い分ける。
  この時期は日や時間帯によって、寒暖差が大きいため、
  ◆寒い時は除湿。
   「弱冷房除湿」は最も電気代が安くてエコロジー。
   「再熱除湿」は電気代は高いが、温度を下げないため体に優しい。

  ◆暑い時は冷房で温度と湿度をバランスよく下げる。
  (湿度が15%減少すると体感温度は1度も下がります!)



{ 薬局内での活用について }

こちらは、お客様・患者様にお役立て頂いたり、喜んで頂くためのコラムです。
ぜひ接客やカウンセリング時の小ネタとしてご活用ください。
また、薬局内のツールやポップで転用頂いてもOKです。
※イラストや写真は著作権がありますので、それぞれ状況に応じて引用元を記載するなどご注意ください。
(今回のイラストは全てダイキン社です)

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