早めの対応が大切 熱中症の初期症状と応急処置

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毎日うだるような暑さが続いていますね。
こんな時に、大人から子どもまで気をつけたいのが「熱中症」です。
重症化すると命を落とす怖い症状です。
屋外で激しい運動をしていなくても、自宅の屋内でも熱中症にかかる危険性は潜んでいます。



重症化する前に早めの対策を
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毎年、年間6万人近い人が熱中症で救急搬送されています。
このうちおよそ半数が65歳以上の高齢者です。
暑さが厳しくなる8月は1年で最も患者数が増える時期で、注意が必要です。
かかりはじめは、たちくらみやめまいなど、夏バテと同じような症状もあります。
「そのうち治る」なんてだるさをガマンしていると、重症化してしまう恐れがあります。



熱中症になったらどうなるの?

では、熱中症になるとどんな症状が出るのでしょうか。
まず知っておきたいのは、熱中症にはいろんな種類があるということです。

①熱疲労
いわゆる脱水症状です。大量に汗をかいて身体の水分や塩分が不足して起こります。急激に気温が上昇した日などは注意が必要です。
症状:めまい・吐き気・頭痛・集中力の低下

②熱けいれん
たくさん汗をかいたのに、水分だけを補給して塩分を補給しない場合、血液中の塩分濃度が低下して、筋肉に痛みを伴ったけいれんがおこります。
症状:筋肉痛・足がつる・筋肉のけいれん

③熱失神
高温の中で激しい運動をした時などに起こります。
体内の水分が急激に減少して脱水状態になることによって、血液の循環機能に異常をきたし、脳に血液が十分送ることができなくなります。
症状:めまい・失神・意識がなくなる

④熱射病
もっとも症状が重く危険です。体温の上昇に身体が対応しきれず、中枢機能に異常をきたした状態です。ただちに救急車を呼びましょう。
症状:意識障害・ショック症状・全身のけいれんなど



もし熱中症にかかってしまったら

それぞれの種類によって取るべき対応は変わってきます。

①熱疲労 ③熱疲労
 体を冷やす。衣服を緩めて寝かせて安静にし、水分補給

②熱けいれん
水で薄めたスポーツドリンクを飲む。けいれんをおこした箇所を冷やす

④熱射病
 早く体温を下げる必要あり。水や濡れタオルで体を冷やす
 (特に首筋やわきの下、足の付け根など)
                              
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出典:環境省ホームページ「熱中症環境保健マニュアル2014」



まとめ

①熱中症は屋外で激しい運動をしていなくてもかかります。早めの対処が必要です。
②種類によって応急処置が異なります
 意識がない場合はすぐに救急車を。ある場合は、体を冷やし水分補給を。

まずは、適切な水分補給と、エアコンなどを利用した温度管理が重要です。
ご家庭でも、家族みんなが声をかけあって熱中症を予防しましょう。
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