第1回 その問診、誰のため?

面薬局・かかりつけ薬局になるための経営改善塾。
第1回のテーマは、「その問診、誰のため?」

「医師に聞かれたことと同じことを薬剤師からも聞かれる。それって何か意味あるの?」
もちろん意味はたくさんあります。
しかし、それが肝心の患者様にどれほど伝わっているのでしょうか。

せっかくの好意が患者様にとっての単なるストレスになってしまっては残念ですね。
ましてや信頼関係の構築からはどんどん遠ざかってしまいます。

相手の立場に立ってみましょう。実は理解していないことや、気付いてすらないことって、想像以上にいっぱいあります。
もっとわかりやすく、もっとわかりやすく。「教えてくれてありがとう」と言われるように。

さて、あなたのことを真正面からみてくれる人や、理解しようとしてくれる人は、どれくらいいますか?
旦那さんや奥さんですら、「話しかけても聞いてるんだか聞いてないんだか…」なんてことはないでしょうか。
薬局に来ている患者様も同じです。

処方箋を持ってくるということは、その前は医師に相談してきたはずですが、
もしかすると、次から次へと捌かれた感覚はあっても、真正面から診てくれた感覚ではないかもしれません。
だからこそ、あなただけは、患者様のことをもっともっと理解しようと努めてあげてほしいのです。
今の感覚に、プラス20%で十分です。

するとどうでしょう、確実に患者様はその違いを受け止めます。
再訪率やクレームが減るだけではありません。
OTCやサプリの売上も確実に上がっていきます。

人は孤独です。
年を重ねるほどに。そして、ご本人の自覚とは別に、心も身体も着実に弱っていっています。

かかりつけ薬局。
その第一は、患者様のことを本当の意味で「真正面から見る、理解しようとする」姿勢ではないでしょうか。

次回は、
『本当のかかりつけ薬局になるために知っておくべき薬局の本質』について解説していきたいと思います。