冷やしておけば安心!?冷蔵庫に潜む食中毒のキケン

syokuchudoku-reizouko01
あつ~い夏。少しでも食料品が傷まないようにと“とりあえず”冷蔵庫に入れていませんか?
しかし、冷蔵庫は魔法の箱ではありません。使い方次第では、細菌の繁殖を助けてしまうことも。
食中毒の約2割は家庭で発生しているんです。
正しく冷蔵庫を使って食料品の管理をしましょう。



冷蔵庫の中は安全?
通常、冷蔵庫の中は5℃前後、冷凍庫はマイナス18℃に保たれています。
しかし、細菌はこんなに冷やされた場所でも死滅せず、空気中には、常にカビの胞子が浮遊しています。
カビの中には氷点下でも死なないものもいるほど。冷蔵庫の中は決して無菌、安全ではないのです。



食材を冷蔵保存するコツ
syokuchudoku-reizouko02
①冷ましてから冷蔵庫へ
お料理をアツアツのまま冷蔵庫に入れてしまっては、温度が上がってしまいます。
しかし、冷ますために室温にずっと置いておくのもキケン!細菌の繁殖につながりかねません。
あら熱をとったら、冷蔵庫へ入れましょう。

②ビンや缶はよごれを拭いてから
冷蔵庫内へ汚れを持ち込まないようにしましょう。

③見える保存方法で
透明なタッパーや袋に入れることで、中身を把握しておくことが大切です。また、いつ冷やしたものかテープやシールに書いて貼っておくと、優先順位を考えることができます。夏はしょうがやわさびなどの薬味を使うことも多いですが、チューブ状のものや小さな商品は100円ショップなどにある小さなカゴで収納しておくと、分かりやすく、使いやすくて便利です。

④詰め込みすぎない
冷気の通り道がなければ、食料品がしっかり冷えません。間隔をあけて収納しましょう。また「要冷蔵」の表示がないものや、根菜類などは常温でも保存可能です。表示を確認するなどして必要なものだけ冷やすようにしましょう。調理済みのものは、早めに食べるのが一番です。カレーの場合は冷蔵庫で3日間保存しても、菌の繁殖が抑えられたという実験結果もあります。保存する場合は、おたまなどは入れっぱなしにせず、また、食べる時は十分加熱してください。



冷蔵庫の正しいお手入れ
冷気で細菌が絶滅しないならば、なおさら、冷蔵庫の中は清潔にしておく必要があります。
冷蔵庫の中の除菌は、まず、電源を切って冷やしてあるものをすべて出します。
食料品は保冷バックなどに一時保管しましょう。
棚など取り出せるものはすべて取り外し、重曹水(水100mlに重曹小さじ1杯)で洗います。
冷蔵庫の中も、この重曹水でみがきます。
いずれも最後はエタノールでふき取ってください。



まとめ
syokuchudoku-reizouko03
①冷蔵庫の中は無菌ではなかった!冷やせば安全、ではありません。
②見える保存で食料品の把握を。必要なものだけ冷蔵を。
③清潔に保つためのお手入れを忘れずに

冷蔵庫を正しく効率的に使って、整理整頓、そして節約まで目指しちゃいましょう!